屋根の葺き替え・壁板金工事の有限会社丸榮 佐藤板金工業|北海道札幌市

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西区二十四軒:アパート葺き替え工事

本日はホームページより依頼頂きましたアパートの葺き替え工事です

本件は、雨漏りがあったため葺き替えとなりました。
採寸、現状確認、雨漏りの原因を探るべく現地調査へ行きました。

すると

笠木部に珍しいものが取り付けられていました。
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壁から笠木部に上がっているこちらは換気の役割を果たしているようです。壁換気というものです。
よく見ると笠木と白い換気材の間はコーキング仕上げ。これは雨漏りの原因の一つなのではないでしょうか


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屋根面は無数のピンホールが見られました。
目視確認すると一見普通のトタンなのですが、気になる個所を手でこすると塗装が剥がれ落ち、水分が中から出てくる状態でした。

明日は葺き替え工事の方進めていきます。



 
 
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2021年08月31日 19:00

杉野目邸の板金葺き替え工事⑨ 施工完了!!

今年は雨が全然降らない異例な年みたいですね
農作物にも影響が出ているみたいです

板金屋としては天候に左右されるので、雨が降らないというのは好都合なのですが・・・・
振り返ってみると雨に当たった回数は、1か月のうち2日しかありませんでした。

本題に入りますが、軒先や棟部の掴み込み、細部の納めが完了しましたので、足場を撤去しました!!

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約1ヶ月という施工期間で、仕上がりました。
弊社は、一般住宅や新築の施工が多く、基本的に1日や2日で現場は仕上げてしまう為
ここまで長く現場に通うのは久しぶりでした。

杉野目邸で使用した切り板の枚数は、およそ2000枚になります。
切り板を加工するにあたり、枚数出しを3DのCADを使用して算定しました。

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切り板の成形もなかなか大変でしたが、算定したため、多過ぎることもなく、少なくて足りないといった状況にもなりませんでした。
3Dで作成できるなんて便利な時代になりましたね。


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何度かブログにも載せていましたが弊社の谷納め、イチオシ部分です
この谷の納め方は神社や寺院などの屋根で使われていることがありますが、ほぼ銅板で施工されています
銅板は柔らかく加工、施工性が良いのです。
杉野目邸はガルバリウム鋼板で施工している為、加工、施工性の難易度が上がります。
が、弊社が得意としている納め方でもあります。
既存の谷も雪の重さでハゼが起こされ何度も修繕された形跡がありました。画像でいうと谷の下部にあたります

雪が降る地で考えなければいけないのが、積雪。
『勾配があるから屋根に雪は積もらないじゃん!』と思った人いるんではないでしょうか
屋根に雪はつもらないのですが、屋根から雪が落ちる時、谷に向かって雪が滑り落ちます(下記写真の様に)

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この時、滑り落ちた雪が向かいの掴み込みしているハゼに引っ掛かり、ハゼが起こされます。
雪で押されるなんてありえない、なんて思うかもしれませんが、、、
自然を舐めてはいけません(ブログで何度か登場していますが雪に押されてパラペット折れたり、雪の重みで軒先が折れたりしてましたよね)

基本的には、雪が積もる前に風で流されたり太陽が出てじわじわと溶けたりしますが、
一時に大雪が降ったり、太陽のない時間帯に降り続けた場合、屋根には雪が溜まり、一定の量が積もると流れ落ちます。

何が言いたいかというと
弊社の谷納めは雪が流されてくる方向に掴み込みが無い為、引っ掛かることはありません。

最後の最後に長くなりましたが、、笑
これより『札幌景観資産国登録有形文化財:杉野目邸の板金葺き替え工事』は
施工完了致しましたので、終了となります。

また、杉野目様、工事に関わって下さいました皆様には心より感謝申し上げます。


                                     By そうた




 
 
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2021年07月20日 09:00

杉野目邸の板金葺き替え工事⑧

前回の更新から遅れましたが、下屋の切り葺き作業を行っておりました。

なんと、本日で切り板の施工終わりました!!!

二次防水材取付から約5日間ほどで葺くことができました。
本屋での経験もあり、下屋の施工は手際良く進みました






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動画に出てきていますが、下屋にはこの建築物で最も長い谷部があります。(画像中央)
谷部の施工に関しては以前も触れていますが、次回の更新でもう少し触れたいと思います。

施工完了までは、まだもう少しかかります。

動画後半にハゼ締め作業がちらっと写っていますが、屋根全面にこの作業を行い、ハゼを締めていきます。

また、軒先や棟部の掴み込みや細部の納まりも残っていますので、その作業が終わり次第足場撤去へ移ります!

次回は、足場撤去後の施工完了した状態を掲載したいと思います。



 
 
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2021年07月15日 09:00

杉野目邸の板金葺き替え工事⑦

昨日の続きで、板金撤去進めていきます




動画にも登場していますが、3重で葺かれていた箇所もありましたね、

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▲左から古い板金で、昭和8年もの?ですかね。次に真ん中の板金、
 最後に色の濃い板金が3枚の中で新しいトタンになります。

本屋・下屋と撤去作業を行ってきましたが、振り返るとなかなかハードな作業でした。

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下屋の二次防水材施工後を空撮しました。
本屋と下屋がはっきり区切られていて分かりやすく見えます
やっと撤去作業が終わりましたので、板金貼っていきたいと思います。


おまけみたいになりますが、撤去した板金の山です
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下屋分だけになりますが、てんこ盛り。
重ねて葺かれているんだからそりゃ当然ですな


 
 
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2021年07月09日 09:00

杉野目邸の板金葺き替え工事⑥

本屋がやっと仕上がり今日から下屋です

既存板金撤去と二次防水材取付に関しては、本屋と変わりません

以前のブログでは、動画を掲載していなかったので、
撤去と防水材取付の様子を簡単にまとめました。




柾を傷めないように上から剥がしていますが、
柾が弱くなっていたり割れている場合があるので、
そのような個所は、ピンタッカーで止めてずれないよう施工します


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それにしても、『柾葺き』とてもきれいな状態で残ってますね

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明日は下屋の残っている箇所を施工します!








 
 
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2021年07月07日 09:00

杉野目邸の板金葺き替え工事⑤

今回も本屋切り板葺きの様子を載せます

こちらは先日掲載した屋根面の反対側になります





この動画には谷部が出てきますね、、

こちらの谷納めはよく神社やお寺などの屋根形状でよく見るかと思いますが、その葺き方と同じになります。

あらかた切り板を葺いたら掴み込み作業とハゼを締める作業になります

本屋を仕上げるまで大分時間がかかりましたが、なんとか終了しました。

次回は下屋の施工に入ります。













 
 
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2021年06月30日 09:00

杉野目邸の板金葺き替え工事④

今日から、切り板、葺いていきます!!

切り板は、軒先から棟へと向かって葺いていきます。

一面だけですが葺いている様子です





タイムラプスで撮っているので
葺く速さがとても早いですが、なかなか時間がかかる作業です 笑

次回も本屋の葺いている様子を載せたいと思います。










 
 
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2021年06月23日 09:00

杉野目邸の板金葺き替え工事③


今日からは墨出し、丸淀取付です

まずは墨出し!

切り板を正確な位置で葺いていく、且つ、釘を垂木に利かせるという理由があるため
墨出し作業は重要です。

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その各箇所で水平(レベル)を取りながら出していきます。

続いて木工事!

丸淀、破風の木が腐っていたところは、新しいものへ交換します
下地が腐っていると釘が利かない為、淀(唐草)が付けれません。

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木工事が完了した後、丸淀取付へ

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まずは下端材を取り付け、それから丸淀が付きます
木がルーフィングにしっかり覆われるよう施工します

これで切り板を段取りは完了です。


次回は、切り板を葺いていきます。


 
 
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2021年06月21日 09:00

杉野目邸の板金葺き替え工事②


昨日に引き続き、既存板金撤去進めて参ります。

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昨日と同じやりかたで、高いところから低いところへと下がりながら剥がします。
このやり方には理由があり、柾葺きを傷めないようにするため、この作業方法で行います。

写真でも分かるように、
二次防水材の幅まで既存板金の撤去 → 二次防水材を取り付け → 既存板金の撤去
といった繰り返しになります。


次の箇所へ向かうと、
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3重に葺いてある切り板がでてきました。
建設当時の古いトタンを見れたのも貴重な経験(?)ですね。笑

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ということで、撤去&二次防水材取付作業(本屋)完了となります!

次回は、本屋の切り板を葺く為の段取りになります。






 
 
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2021年06月18日 09:00

杉野目邸の板金葺き替え工事①


いよいよ、今日から既存板金撤去に入ります!


弊社での施工は、たいせつのスノーダクト屋根をメインとしていますので、
勾配のついた屋根は久々です。(もちろん勾配屋根の施工もやっています)

先日のブログにも掲載していますが、ドローンの写真でも分かるように
杉野目邸はフラットな部分は一切ありません!勾配がついた屋根しかありません。笑


剥がす順序は本屋の一番高いところから下屋の一番低いところへと剥がしていきます。

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▲本屋の谷部を剥がしていきます。

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おっ??
ん?

剥がしたらまた切り板が、、、?

なんと、重ね葺きでした。

剥がす工程が増えましたが、下地が見えるまで剥がし続けます。

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やっと見えました、下地!

これまた珍しい『柾葺き』です。
杉野目邸は、昭和8年に建設されている年代のある建物ですので柾が使われていました。
とてもきれいに敷き詰められています。
ぼろぼろに傷んでいない状態のいい柾ですね

現代っ子の私からしたら見れたのはとても貴重な経験でした(26歳)

次回も既存板金撤去の続きになります!




 
 
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2021年06月17日 09:00

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