やっと、春が来たー!
テンションが上がる1週間でした。
この時季が一番、希望を持って前向きに進んでいける。
ような気がします・・・・すぐに通り過ぎますが
今回の屋根葺き替えは、たいせつリフォームチーム OK様の現場です。
昭和47年 築46年 初期のたいせつです。
もちろん一度、葺き替えをしています(実際は葺き変え?)が
残念ながら長持ちはしませんでした……
当時の屋根の造りは雨水の落し口が80cm角に穴が開いています。
落ちると大惨事です......
3尺ダクトと呼ばれていました。
たてのダクトは全く傷んでいません。と言いますか
不思議と今まで腐食している現場を見た事が無いんです!
今回も既存の3尺ダクトを使います。
むずかしい事は分りませんが
太陽光、紫外線が板金に当たらない箇所なので
劣化しずらく腐食しないのでしょうか?……
それだけでは無いのでしょうけど。
環境が良ければ長持ちする事が実証されました。?
▲ 今回の現場は二重張りです!?
(既存の板金を剥がさず、その上に板金を葺く施工)
まさか、三重じゃないよね~
あります! 三重張り
2枚目を剥がそうとした瞬間
うそだろ~
何枚張っても丈夫にはなりません!
画像で見ても腐食していないのが分ると思います
今、剥がしている板金の下にもう一枚、板金があります。
既存の板金をはがさずに、断熱材をはさんで板金を葺いている現場が
けっこう増えてきました。重ね張りとか、2重張りとか言っています。
▼三重張りでは無いようです えがった~
▲ 一枚目の板金をはがし、断熱材をはがしてそれを止めていた釘を抜きます。
水の流れが跡になって、くっきりと見えています。
壁際の白くなっているのは雨水、壁の取り合いからの雨漏りです。
結露水の跡もあり、釘穴もさびて腐食しています。
▲ さびさびで痩せています
弊社の葺き替えは、屋根の既存板金を撤去します
(野地板が見えるまで2枚でも3枚でもはがします!)が、
重ね張りの板金撤去は、ほんと大変ですぅ~
2回はがしたうえに断熱材付き、廃材の量も倍以上です。
この2重張りは、私達が葺き替えした屋根のほとんどが
見た目は傷んでいないのに雨漏りしています。 ん~
▲ 板金を立ち上げるために壁のモルタルをカットします
‥‥壁の立上が1cmもない!
一同 言葉が出ません……
この様な状態を
今まで何百、何千棟と見てきたからこそ
剥がさずにはいられない
キッチリきれいにして板金を葺きます
納まりも良く、結果、長持ちします!
うつぶせ、あおむけ
まぁ~ せつない
納めるのに半日かかりました~
キッチリ納めるためには
複雑な形状であれば、なおさら
既存の板金を剥がさなければいけません。
雨水が溜まらずに流れるようにするために
改修、修復は重要なポイントになります
新築の時のように
それ以上に!
下地を調整する事で更に長持ちさせる事が出来ます。
▲ 以前モルタルが剥がれそうだ
という事で
荷締めベルトで締めて応急処置してました。
この様になると木下地は、かなりのダメージがあります
▲ この様になってます!
夢中になって下地を造っていたので
りっぱな下地?の完成写真を撮り忘れてしまった
気がつくと 仕上がってましたー
残念
何をしているのか?と思ったら
仕上げのゴミ掃除です!
もう少し かっこいーやつ かんがえないと・・・
2019年04月14日 15:59