杉野目邸の板金葺き替え工事①
いよいよ、今日から既存板金撤去に入ります!
弊社での施工は、たいせつのスノーダクト屋根をメインとしていますので、
勾配のついた屋根は久々です。(もちろん勾配屋根の施工もやっています)
先日のブログにも掲載していますが、ドローンの写真でも分かるように
杉野目邸はフラットな部分は一切ありません!勾配がついた屋根しかありません。笑
剥がす順序は本屋の一番高いところから下屋の一番低いところへと剥がしていきます。
▲本屋の谷部を剥がしていきます。
おっ??
ん?
剥がしたらまた切り板が、、、?
なんと、重ね葺きでした。
剥がす工程が増えましたが、下地が見えるまで剥がし続けます。
やっと見えました、下地!
これまた珍しい『柾葺き』です。
杉野目邸は、昭和8年に建設されている年代のある建物ですので柾が使われていました。
とてもきれいに敷き詰められています。
ぼろぼろに傷んでいない状態のいい柾ですね
現代っ子の私からしたら見れたのはとても貴重な経験でした(26歳)
次回も既存板金撤去の続きになります!