札幌景観資産国登録有形文化財:杉野目邸の板金葺き替え工事
こんにちは
6月に入ったと思ったらもう半月が経ちました。。早いです。。
実は、タイトルにもある様に国登録有形文化財、札幌都市景観重要建築物である
『杉野目邸』の屋根改修工事を行うことになりました。
杉野目邸は昭和8年に建設された建物です。ハーフティンバー工法というむき出しの柱や梁の白い骨組みが描く模様
窓上部のアーチなど、16世紀イギリスで隆盛を極めたチューダー様式を参考にしたデザインが特徴とされています。
また、当時の札幌の住宅で初めて集中暖房と水洗方式が導入されました。札幌の住環境を大きく変えた都市景観重要建築物です
こちらの杉野目邸の屋根は、切り板で施工されています。神社や札幌時計台も切り板ですね。
現在では長尺トタンが主流ですので、切り板で葺くことは滅多にありません。(たまに外壁などに使われていることもありますが)
板金が傷んでいる箇所の確認をし、ドローンの上空撮影しましたが、、、なかなか立派な屋根です
杉野目邸、本日より屋根改修工事スタートします!
工事の様子などは、引き続きブログ更新していきたいと思います。
2021年06月14日 09:00
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